「主治医や家族・友人から福祉サービスを使ってみない?」と勧められたけど、「違いがよく分からない」って思ったことはありませんか?

ここでは、障がいのある方や何らかの課題がある方が、日中の居場所として、働く場所として、または就職のための訓練ができる場所としてご利用頂ける各種福祉サービスについてご説明します。

就労移行支援

就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供を通じた就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行います。
このサービスでは、一般就労に必要な知識・能力を養い、本人の適性に見合った職場への就労と定着を目指します。

https://www.wam.go.jp/wamappl/seidokaisetsu.nsf/vdoc/syogai_03_14?Open

ホープの在宅就労移行支援とは、65才未満の障がいのある方が就職に役立つ知識を身につけたり、パソコンの資格取得などをお一人おひとりの経験や特性に合わせて最大で2年間、PCのトレーニングやコミュニケーションスキルの向上を図る訓練を受けられます。

さらに就職先の開拓や面接への同行などが必要な方にはオーダーメード型の支援で、就職までしっかりサポートいたします。

また、学校を卒業してから、一度も働いたことがない方は、お住まいの市町村によっては必ず就労移行支援から利用するという決まりになっているところもあります。詳しくはお問い合わせ下さい。

ホープで私たちと一緒に楽しみながらスキルアップして、あなたの就職に向けた夢を叶えましょう!

就労継続支援A型

企業等に就労することが困難な障害のある方に対して、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行います。
このサービスを通じて一般就労に必要な知識や能力が高まった方は、最終的には一般就労への移行をめざします。

https://www.wam.go.jp/wamappl/seidokaisetsu.nsf/vdoc/syogai_03_15?Open

このサービスはホープグループでは行っていませんが、就労移行支援を経てA型事業所に就職する場合があります。


A型事業所とは、事業所とご本人様が雇用契約を結び、1日4時間程度、最低賃金以上の時給で働くところです。

まだ一般企業で働くのは自信がない方や、サポートを受けながらマイペースで働きたい方など、一般企業に就職する前の段階で利用する場合もあります。

雇用契約を結びますので、退職した場合に条件を満たせば失業保険も受給可能です。

就労継続支援B型

企業等に就労することが困難な障害のある方に対して、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行います。
このサービスを通じて一般就労に必要な知識や能力が高まった方は、最終的には一般就労への移行をめざします。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E7%B6%99%E7%B6%9A%E6%94%AF%E6%8F%B4

通常のB型事業所は、一般企業で働くのはハードルが高すぎる方、1日のノルマなど条件が多いところで働くのが難しい方、家に引きこもってばかりいたので、まずは生活リズムから整えていきたい方、コミュニケーションが苦手なのでまずは誰かと話せるようになりたい方など、さまざまな悩みや困り事を抱えている方が、日中活動できる場所です。

ホープではホープ福岡がこのB型事業を行っており、インターネットを使ってパソコンでできる軽作業を行っていただきますので、家から通える場所にB福祉施設がない方や、たくさんの人に囲まれて作業するのは苦手な方、まずは部屋でできることからチャレンジしたい方など、就職に向けた準備段階で利用される方から好評です。

特に公共交通機関が整っていない場所に住んでいる、免許がない、車やバイクが無いといった方でもネット環境さえあればご利用頂けます。

ホープのB型事業はそんな地方と都市の情報格差(デジタルディバイド)をICTを活用して解消します。

自立訓練(生活訓練)

知的障害または精神障害のある方に対して、障害者支援施設、障害福祉サービス事業所または障害のある方の居宅において、入浴、排せつ、食事等に関する自立した日常生活を営むために必要な訓練、生活等に関する相談および助言などの支援を行います。
このサービスでは、施設や病院に長期入所または長期入院していた方などを対象に、地域生活を送る上でまず身につけなくてはならない基本的なことを中心に訓練を行い、障害のある方の地域生活への移行を支援します。

https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/handbook/service/c078-p02-02-Shogai-18.html

生活訓練は就労よりさらに前の段階でつまずいている方、施設や病院等で過ごしていたけれども家で日常生活を送れるようになりたい方、引きこもっていたのでまずは家から出たい方などがご利用なさる最適なサービスです。

生活介護

常に介護を必要とする方に対して、主に昼間において、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事、生活等に関する相談・助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的活動・生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活能力の向上のために必要な援助を行います。

https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/handbook/service/c078-p02-02-Shogai-06.html

生活介護はおむつ交換やトイレの介助などが必要な方が日中通ってサービスを受けられる場所です。
昼食や入浴等のサービスが受けられるので、ご家族の介護負担を減らしたいという事情にもぴったりです。

地域活動支援センター

「地域活動支援センター」とは、障害者等を通わせ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進その他の厚生労働省令で定める便宜を供与する施設をいう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%B4%BB%E5%8B%95%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

地域活動支援センターは、障がいのある方が日中過ごせる場所ですが、福祉サービス計画は不要です。
家から出て誰かと話したい方など、まず家から出て日中誰かと過ごす場所として活用されています。

一般企業での障がい者枠での就労

企業や行政機関では障がい者を雇用することが法律で定められていて、法定雇用率が定められています。
その為、障がい者を雇用する企業が年々増えており、求人を見た方もいらっしゃるかと思います。
障がい者への合理的配慮も義務化されてきましたので、今後ますます企業での障がい者雇用は増えていくことが予想されます。

ホープの移行支援を利用して、企業への就職を目指しませんか?