2025.7.17【光の森】星に願いを

7月に入り、かなり暑い日が続いていますね。
そんな7月の一大イベントといえばもう過ぎてしまいましたが、七夕です!

七夕は古くから行われている日本のお祭り行事の一つで、毎年7月7日に行われます。
願い事を書いた短冊や色とりどりの飾りを笹の葉につるし、星に願う慣習が今でも残っていますね。
子どものころ体験したことがある方も多いのではないでしょうか。

そんな七夕は織姫と彦星の伝説も有名ですね。
1年に1度、この日は空にかかる天の川を渡り、2人が再会できるというお話しです。
この伝説に沿って、七夕には恋のお願いをする方も多いそうです。

夏の食べ物といえばよく挙げられるそうめんですが、そうめんは七夕の行事食とされています。
健康祈願や無病息災を願う意味があるほか、天の川や織姫にあやかり、糸に見立てる意味もあるそうです。

短冊や飾りは笹や竹に飾るのが一般的ですが、冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ笹や竹には不思議な力があるとされてきました。
祭りの後、笹や竹を川に流す風習には笹や竹にけがれを持って行ってもらうという意味もあるそうです。
「笹の葉さらさら」という歌詞もありますね。

年に1度の夜、せっかくであれば晴れて天の川を眺めたいものですが、雨でも決して悪いものではありません。
七夕の日の雨は織姫のうれし涙とも言われています。なんともロマンチックですね。

来年の七夕、みなさんも思い想いの願いを星に願ってみてはいかがでしょうか。