2024.10.2【福岡】年に一度の。。。
こんにちは!ホープ福岡です(^_^)
朝夕は少し気温も下がり、少しずつ秋らしくなってきましたね。空が澄み清々しいですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月1日(昨日)は、秋季大祭の幕開けを飾る 【みあれ祭】が行われましたね!
宗像大社で、五穀豊穣・海上安全を願って10月1日から3日まで斎行される秋の大祭、秋季大祭(田島放生会)。秋季大祭の幕開けを飾る 「みあれ祭」から始まり、古式ゆかしい祭典が執り行われる「高宮神奈備祭」で幕を閉じます。
古くから「田島放生会(たじまほうじょうえ)」と呼ばれる例祭。「主基(すき)地方風俗舞」「流鏑馬(やぶさめ)神事」「浦安(うらやす)舞」「翁(おきな)舞」「悠久(ゆうきゅう)舞」などがそれぞれ奉奏され、境内は多くの露店で夜遅くまでに賑わいます。
毎年10月1日、午前9時半から約1時間かけて大船団が航行。宗像大社の三女神が一堂に会す 「みあれ祭」で、秋季大祭の幕明けです。大漁旗をはためかせた約200隻以上の漁船団が玄界灘をパレードする姿は、神秘的でありながら壮大で、見る人を魅了します。
《みあれ祭》〜沖ノ島と宗像の漁師〜
沖ノ島と宗像の漁師とは古くからの関わりがあります。
宗像大社の秋季大祭の幕開けを飾る「みあれ祭」。御座船を中心に大漁旗を掲げた船団が、大島港から神湊港までを勇壮に進む海上神幸を行い、漁師たちは漁の安全と豊漁を祈願します。
「みあれ祭(海上神幸)」とは、宗像大社の三女神である、沖の島にある沖津宮の田心姫神(長女:たごりひめ)と、大島にある中津宮の湍津姫神(次女:たぎつひめ)を、宗像市田島にある辺津宮の市杵島姫神(三女:いちきしまひめ)が、神湊の沖合まで出迎えられ、1年に1度、三姉妹の姫神を宗像大社へお迎えする神事です。
その三女神の御神体を乗せた船を御座船と呼びます。御座船は、その年に出来た新造船があればその船に、新造船ができなかった年は網元など大きな船を所持されている宗像漁協の組合員に御座船として出ていただきます。
大島から神湊までの海域は、水深が浅く海流も速いため波も荒々しくなります。そのうえ多くの船が密集しているため予想外の波がきたり、思い通りに舵が効かない事もあるため、船同士が衝突しないように常に気を付けて操船しています。
沖ノ島周辺の環境保全はもちろん、沖ノ島信仰に関する伝統をこれからも宗像の漁師たちは守っていきます。
《秋季大祭》
宗像大社では、毎年10月1日から10月3日まで秋季大祭が行われます。また10月3日祭りの最終日には、毎年秋季大祭(放生会)を、締めくくる神事として、「高宮祭場」で応安8年まで行われていたとされる神事を、平成17年から、実に630年ぶりに復活させた行事「高宮神奈備祭(たかみやかんなびさい)」が行われ、幻想的で美しい「悠久の舞」が奉納されます。期間中は本土の宗像大社にて放生会(ほうじょうや)が行われ、境内には出店が並び沢山の客で賑わいます。
営業時間は午前10時から午後9時30分頃の予定だそうです。
皆様お元気で、深まる秋を満喫されますことをお祈りしております。
心も秋の彩りのように豊かになりますように。。。☆彡